梅雨の圧着はがき

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季節的には春を迎え、冬よりも印刷インキの乾燥もよくなるのですが、6月初旬~月末にけての梅雨の時期は湿度が問題になる。

圧着はがきは、印刷したあとにフィルム、糊、ニスのいずれかを表面加工をし、圧力と熱をかけ圧着していきます。よく問題になるのが、梅雨の時期の圧着はがき。

梅雨の湿度のため、湿気を含んだ紙は乾燥が不十分で表面加工をするとブロッキングを起こす場合がある。よくあるのが圧着はがきのUVニスタイプ。

原因は短納期のため、印刷の乾燥不十分のまますぐに印刷物にUVニスを塗り圧着することでニス自体はUV(紫外線)で速乾するのですが、UVニスの層と印刷インキが経時変化で混ざり合い本体のアンカーの役目ができず、糊が硬化することでやぶれの原因となります。さらに配達時には、当然のごとく、外気の湿度で用紙自体が弱くなり圧着強度が勝つことでやぶれる場合があります。

また、金融関係(=先糊圧着)の圧着はがきに「十分に乾かしてから開いてください」と言う文字が入っているのはご存じですか?

先糊の圧着はがきは上質紙を使用しています。上質紙とは、紙の表面に何も表面加工していない紙のことです。ザクッとですが、上質紙に

グロス系コートティングした紙をコート紙。

ダル系コーティングした紙をマット紙

ですので、コーティングされていない紙なので、水分(湿気)を一番吸収し、また単価が安い紙になります。ですので上質紙を使っている理由は、皆さんの個人情報を印字インキ(水分)でのりやすくすることと紙の表面に凹凸があり、その凹凸どうしを重ねあわして再剥離できるようにしています。

つまりは紙に凹凸がなければやぶれる強度の糊を使っているということです。後糊圧着はマットコートを使用しています。

結論、梅雨の時期の圧着DMをする場合に一番リスクの少ないのはフィルム圧着です。

フィルムとフィルムとの間に圧着層があり、まず破れることはありません。

単価1番高くつきますが、1年中を通して、破れかもしれないリスクを考え、百貨店の圧着DMはフィルム圧着が多く見られます。それだけ情報発信をする際、お客様に不愉快を与えないというサービスの1つなんでしょうね。

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